プロ3年目の森田理香子(20)=フリー=が、記録的な爆発力をみせ、初優勝を遂げた。11バーディー、62のスコアは、いずれもツアータイ記録。大会は2日目が台風の影響で中止になり36ホールで争われたが、初日1アンダー13位から通算11アンダーまで伸ばしての大逆転Vだった。4打差2位に有村智恵とタミー・ダーディン。逆転賞金女王を狙う横峯さくらは13位に終わった。

初優勝は、大器らしくケタ外れだった。森田は最終18番パー5で豪快に2オン。5メートルのイーグルパットこそ外れたが、OKバーディー締め。11バーディーで62をたたき出してホールアウトし、1時間以上も後続のプレーを待ったが、だれも影すら踏めなかった。

「初優勝をずっと待ってました。うれしいです。感謝しなきゃいけない人がいっぱいいて…」。表彰式のグリーン上で、涙がこぼれた。
今季は開幕から2試合連続で初日首位発進。ドライバーを280ヤード飛ばすスケールの大きさで、優勝は時間の問題とみられた。だがチャンスを逃し続けると、夏場以降は結果も出なくなった。
「何もかもうまくいかなくて、辞めろということかなと思った」。昨秋から悩む左手首痛も重なり、もともとのマイナス思考がピークを極めた。

だが、多くの人に支えられた。昨年終盤から師事する岡本綾子には「練習してればいいことあるよ」と言われ、「練習から逃げちゃいけない」と心に刻んだ。ジュニア時代から仲がいい同級生の宮里美香が日本女子オープンで初優勝。直後に「次は理香子の番」とメールが届き「自分もできる」と思い直した。
「欲が出て、同じミスをして優勝できなかった」反省も生かした。ピンを攻め過ぎて下りパットを残すことが多かったが、この日は「長くても上りで曲がらないラインにつけた」と安全なマネジメントに徹した。7番で20メートル、16番で15メートルと長いパットが次々と決まったのには理由があった。
分厚く思えた殻をようやく破った。「敵なしと言われるぐらい、うまくなりたい」。次の目標もまたスケールが大きい。

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posted by スポーツ美女マニア at 22:32
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森田理香子
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